GPT-6.1 Sol Ultrafast の料金と速度まとめ
Jonhisking · 2026年10月9日

GPT-6.1 Sol Ultrafast(ウルトラファスト)は、GPT-6.1 Sol をずっと速く動かすモードです。OpenAI は2026年10月8日(米国時間)から API・Codex・ChatGPT Work で提供を始めました。API 料金は 100万トークンあたり入力 $12、出力 $60 で、通常の GPT-6.1 Sol($2 / $10)より500%高く、GPT-6 Astra($10 / $50)よりも20%高くなります。どれくらい速いのか、実際のリクエスト1回でいくらかかるのか、いつ使う価値があるのかをまとめました。
GPT-6.1 Sol Ultrafast とは
OpenAI は Ultrafast を、Astra に近い知能を保ちながら、通常の Sol より速度が最大700%速いモードと紹介しています。報道(WinCentral)では毎秒約300トークンという数字も出ています。いずれも OpenAI の発表と報道によるもので、実際の速度はリクエストの長さや混雑によって変わります。
OpenAI は Ultrafast を新しいモデルではなく、GPT-6.1 Sol の処理モードとして紹介しています。同じモデルを選び、速度と料金の違うモードを選ぶ形です。
料金:通常・Fast・Ultrafast の比較

100万トークンあたりの価格です(OpenAI の料金ページより)。
| モード | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| GPT-6.1 Sol 通常 | $2.00 | $0.10 | $10.00 |
| GPT-6.1 Sol Fast | $4.00 | $0.20 | $20.00 |
| GPT-6.1 Sol Ultrafast | $12.00 | $0.60 | $60.00 |
| GPT-6 Astra(通常) | $10.00 | $1.00 | $50.00 |
- Fast は通常より100%高くなります(OpenAI のモデルページより)。
- Ultrafast は通常より500%高く、キャッシュ入力も同じ割合で $0.60 になります。
- 27万2,000トークンを超える長い入力は、リクエスト全体に割増がかかります。料金表では Ultrafast と思われる行に入力 $24、出力 $90 とありますが、表にモード名が書かれていないため推定です。
実際にいくらかかるか

よくあるリクエスト1回を、入力2,000トークン、出力500トークン(キャッシュなし)としました。
| モード | リクエスト1回 | 月1万回 |
|---|---|---|
| GPT-6.1 Sol 通常 | $0.009 | $90 |
| GPT-6.1 Sol Fast | $0.018 | $180 |
| GPT-6.1 Sol Ultrafast | $0.054 | $540 |
| GPT-6 Astra | $0.045 | $450 |
コーディングエージェントの1ステップは前の会話を読み直すので、キャッシュの割合が大きくなります。入力5万トークンのうち4万5,000トークンがキャッシュ、出力1,000トークンとすると:
| モード | 1ステップの費用 |
|---|---|
| GPT-6.1 Sol 通常 | $0.0245 |
| GPT-6.1 Sol Fast | $0.049 |
| GPT-6.1 Sol Ultrafast | $0.147 |
| GPT-6 Astra | $0.145 |
計算:Ultrafast = 新しい入力5,000 × $12 + キャッシュ45,000 × $0.60 + 出力1,000 × $60(すべて100万トークンあたり)。エージェント作業では Ultrafast と Astra の費用がほぼ同じ(約1%差)になります。同じ費用なら「Astra の知能」と「6.1 Sol の速さ」のどちらが必要かで選びます。
どこで、誰が使えるか

- API: GPT-6.1 Sol で Ultrafast モードを選びます。OpenAI のドキュメントは WebSocket 接続を基本とし、HTTP の方法も案内しています。
- Codex・ChatGPT Work: Pro 500、従量制の Enterprise(管理者が有効化する必要あり)、クレジット制の Edu プランで使えます。Pro 100・200 と Plus にはありません。
- 地域: 米国・EU のデータ保管を含む、すべての対応地域で提供されます。
長所と短所
長所
- 待ち時間が大きく減る: 長いコードや文書の生成が、OpenAI の発表では最大700%速くなります。
- Astra に近い性能を Astra に近い費用で: キャッシュを多く使うエージェント作業では、費用が Astra とほぼ同じです。
- 人が見ている作業向け: OpenAI は障害対応のデバッグ、アプリを操作するエージェント、リアルタイムのサービスを例に挙げています。
短所
- 高い: 通常の GPT-6.1 Sol より500%高く、待てる作業に使うと費用が増えるだけです。
- ChatGPT では Pro 500 から: 個人が Codex・Work で使うには月$500のプランが必要です。
- 速度は「最大」の発表値: 自分の作業で実際にどれだけ速くなるか測ってから使いましょう。
いつ Ultrafast を使うか
- 使うと良い場合: 人が画面の前で結果を待つ作業、リアルタイムのチャットや音声サービス、数分が惜しい障害対応、ステップの多いエージェントを早く終わらせたいとき。
- 使わなくて良い場合: 夜間の一括処理、要約や分類などの大量作業、応答速度があまり重要でないサービス。こうした作業は通常モードや Batch API(英語) のほうがずっと安くなります。
よくある質問
GPT-6.1 Sol Ultrafast の料金は? API では100万トークンあたり入力 $12、キャッシュ入力 $0.60、出力 $60 です。通常の GPT-6.1 Sol より500%高くなります。
ChatGPT Plus や Pro 100 でも使えますか? いいえ。Codex と ChatGPT Work では Pro 500、従量制 Enterprise、クレジット制 Edu プランのみです。API はプランに関係なく使った分だけ支払います。
GPT-6 Astra との違いは? Astra はより賢い上位モデルで、Ultrafast は 6.1 Sol を速く動かすモードです。キャッシュを多く使うエージェント作業では費用がほぼ同じなので、知能と速さのどちらを重視するかで選びます。
自分のプロンプトで計算する
トークンカウンター にプロンプトを貼り付けると、GPT-6.1 Sol と30以上のモデルの費用を一度に確認できます。Codex をプランで使うか API で使うかは、ChatGPT Pro 100・200・500 の比較 と コーディングエージェント費用計算機 を参考にしてください。
2026年10月9日時点の料金です。料金と提供範囲はよく変わるため、使う前に OpenAI の料金ページを確認してください。
出典
- OpenAI 開発者コミュニティ:GPT-6.1 Sol Ultrafast 提供開始のお知らせ(2026年10月8日)
- OpenAI API 料金
- OpenAI:GPT-6.1 Sol モデルページ
- OpenAI:GPT-6 Astra モデルページ
- WinCentral:GPT-6.1 Sol Ultrafast の速度に関する報道
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